社員紹介

TRƯƠNG KHẮC CĂN さん

Q.日系企業歴22年、さらにN1を取得し、日本を強く意識されているかと思います。日本語を始めたきっかけは何ですか?

A:私が日本語の勉強を始めたのは1996年です。当時ベトナムに進出している日系企業は少なかったのですが、経済力と科学技術力に優れた日本に興味があり、日本語の勉強を始めました。また、日系企業に就職することで日本の文化や仕事の進め方などを学びながら、自分自身も成長することができました。

Q.長年、日系企業でお仕事をされていますが、ベトナム人と日本人、もしくはベトナム企業と日本企業では、どんな違いがありますか?

A:ベトナム企業と日系企業の違いについて、ベトナム人(企業)は短期的思考が強いと感じるのに対して、日系企業は長期的なビジョンを掲げ広い視野で物事を進めているように感じます。また、日系企業(当社)は、そこで働く人(人材)を大切にし、成長の機会を与えてくれます。

Q.趣味が地理学、地質、鉱物の研究とのことですが、どんなことをされていますか?その魅力も教えてください。

A:学生の頃から地理学の勉強をしていたこともありますが、当社はベトナムで採掘される鉱物を原料として、それに付加価値をつけて海外(現在は日本の親会社)へ輸出しています。親会社(DKK)はジルコニウム化合物の製造メーカーです。当社から輸入した原料にさらに付加価値をつけ、自動車業界や電機業界、ファインセラミックスなど、世界中の多岐に渡る業界に製品を供給しています。そのため、当社にとって重要な鉱物(ジルコンサンド)に関する情報は、常にウォッチしています。

Q.購買、販売のお仕事を担当されていますが、このお仕事の難しい点、魅力を教えてください。

A:当社で最も重要な原料は、ジルコンサンドです。これは天然資源でもあり、品質も含めて調達には一番気を使います。ベトナムの天然資源に当社が付加価値をつけ、様々な形で世界中に供給していることを誇りに感じています。

Q.当社の魅力をお伝えください。

A:私たちが扱っているジルコニウムが、環境に優しく豊かな未来に繋がっていることを実感しています。また、様々な場面で成長の機会を与えてくれ、従業員を大切にする会社です。